今年は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行となりホッとしている中、インフルエンザや溶連菌、食中毒など様々な感染症が流行しています。
そこで、法人全体研修として、今年も京丹後市弥栄病院の感染症認定看護師である山本様に講師としてお世話になりました。
基礎的な感染症の知識だけでなく、PPE(個人防護服)の着脱衣も実演にて指導していただきました。
職員一人ひとりが手順を守った着脱衣を学び、適切な着脱の再確認ができたと思います。
予防対応策を徹底し、ご利用者、ご家族にご迷惑をおかけしないよう、安心して面会していただけるよう、少しずつ緩和していけるように取り組んでいます。
高齢者と密接に関わる仕事だからこそ、職員一人ひとりが適切な対応をすることの大切さを改めて意識しながら、さらに良いケアを提供していけるように頑張っていきたいと思います。
<冬に流行する感染症>
・インフルエンザ
(主な症状)
38~39℃以上の急激な発熱
呼吸器症状に加え、頭痛、腰痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感などの全身症状を伴う
(感染経路)
飛沫感染、接触感染 ※アルコール消毒が有効
・ノロウイルス
(主な症状)
下痢、嘔気、嘔吐がある
発熱の頻度は低く、高熱にならないことが多い
高齢者や免疫力の低下した乳幼児では死亡例もある
(感染経路)
経口感染、接触感染、飛沫感染 ※次亜塩素酸ナトリウム製剤が有効
【感染症にかかりにくいポイント】
すべての感染症に対して、手指衛生(手洗いや手指消毒など)をする。
必要に応じてマスクなどを活用する。
換気をする。
抵抗力をつける。(十分な睡眠、栄養をとる、ストレスをためない)
基本的な予防対応策を行い、自分だけではなく身近な人にも伝えて、みなさん一緒に感染症予防をしましょう。
※効果的な手洗い方法などの出前講座も行っておりますので、満寿園までお問合せください。
【連絡先:0772-65-2558】