街の福祉拠点として・・・ | 峰山高校の生徒さんが訪問してくれました。

あしぎぬ福祉会がある京丹後市内には3つの高校があります。その内の1つ、峰山高校の探究授業の中で「高齢者の健康」についての調査に取り組んでおられる生徒さんが先日、養護老人ホーム満寿園を訪ねてくださいました。

峰山高校には、カリキュラムの一環として『いさなご探究』という授業があります。この授業は、「他者との交流を通して、より高い次元の思考を獲得し、人生をよりよく生きるための選択肢の幅を広げる」ということを目的としているそうです(峰山高校ウェブサイトより)。クラスでグループを作り、自分たちの将来就きたい職業に関連することや、地域で課題となっていることなどについて、そのことに今まさに取り組んでいる地域の人たちに話を聴いて情報を収集して分析し、自分たちなりの考えをまとめるという過程を通して、自ら考え、行動し、意見表明する力を養う授業のようです。

今回は、将来、看護師になりたいと考えているお二人が来てくださいました。『笑顔の多い人は、健康な人が多いのではないか』という仮説のもと、養護老人ホームのご利用者、施設長、看護師にいろいろと質問がありました。ご利用者さんからは、「健康の秘訣はいっぱい話をして、いっぱい笑うこと。」とお話しされ、施設の職員は、食事介助や排泄介助などだけでなく、その人ができる事を楽しんでやっていく中で、笑顔が自然と出るような時間をたくさん持てるように、いろいろと企画するのも大切な仕事として取り組んでいることお話しました。

また、高齢者施設の看護師として重要視している事は?という質問もあり、看護師から、ご利用者さんの中には、病気になった時、認知症などで的確に症状を訴えられない方もおられるので、容態についていかに的確に医師等の病院スタッフに伝えるかが重要、と答えました。

今回来られた生徒さんは、小学生の時に交流として養護老人ホームを訪ねてくださっていて、その時はマジックを披露してくれたそうです。私たちあしぎぬ福祉会は、街の福祉拠点として地域と共にありたい、という思いから、理念に「地域に貢献します」と掲げています。この日は、来園された高校生にとって子どものころから当たり前にそこにあり、折に触れて何かしらの交流が続いている満寿園の姿を見ることができ、福祉施設は、何年にも渡る積み重ねで「街の福祉拠点」になるのだと実感しました。

来園してくださった高校生の皆さん、皆さんの引き出しに未来の人生の幅を広げる何かを入れることはできたでしょうか。皆さんの人生の探究が実り多いものになることを願っています。

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