ヘルパーの仕事|住み慣れた我が家での暮らしを支えます

こんにちは!満寿園のヘルパーです。
「ヘルパー」って、みなさんはどんなイメージをお持ちですか?

高齢になっても、病気や障害があっても、住み慣れた我が家で今の暮らしを続けていきたい、と多くの方が思っておられると思います。

「身体に麻痺があっても自宅で暮らしたい。食べたいものを自分で調理して食べたい」
そんな思いを持った方に、私たちがしている支援についてご紹介します。

食事に使う野菜の下ごしらえと、掃除の支援のために訪問させていただいたあるご利用者さん。
この方は身体の片側に麻痺があるので、包丁で食材を切ることは難しいですが、食材が切ってあればご自分で調理して食事をすることができます。

しいたけ、油揚げ、里芋、白ネギ、キウイを、どの大きさに切るかご利用者さんに確認しながら、ヘルパーが切っていきます。

「里芋はどうすると美味しく煮れるの?」
「しいたけは何にして食べるんですか?」「塩コショウしてトースターで焼いたら美味しいで!」

わいわいと料理の話をしながら下ごしらえを進めていきました。

すぐに使わない白ネギとしいたけは、保存用袋に入れて冷凍庫へ。
このように、一度の訪問で数日分を切って冷凍庫に入れておけば、毎日の料理に少しずつ使っていただくことができるので、大根は千切りと乱切りに、人参はいちょう切りと千切りに…と、同じ野菜を違う切り方で保存しておくこともあります。

また別のお宅では、お一人暮らしの方の掃除や洗濯の支援に訪問させていただいています。

ヘルパーが掃除や洗濯全てを行うのではなく、ご利用者さんも雑巾でテレビ台、障子の敷居などの拭き掃除をされます。

掃除機は重くて使えないけど、体力的に全部の掃除を一人ではできないけど、
自分にできることは自分でしたい。
長時間立って洗濯物を干すのはしんどいけど、乾いたものを座ってたたむことはできる。
できることを続けていきたい。

こんなふうに少しの手助けがあれば、今できることを続けることができて、住み慣れた我が家で暮らし続けることができる方がたくさんおられます。それが生きる喜びにつながればと願いながら、ご利用者お一人おひとりに必要な支援を行っているのが、私たち「ヘルパー」です。

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