こんにちは。満寿園ヘルパーです。
みなさんはヘルパーが買い物支援も行っていることをご存知ですか?
ヘルパーの買い物支援は、決められた訪問時間の中で、ご利用者のご希望の商品を間違いなく購入する必要があります。
そのため、買い物支援にもさまざま工夫や気をつけていることがあります。
今回はその一部をご紹介します。
①買う物に間違いがないようにする。
あらかじめメモを用意してくださるご利用者もおられますが、買い物に行く前にご利用者に買い物内容を確認します。
ここで気をつけていることは、ご利用者の希望される商品とヘルパーがイメージする商品に相違がないようにすること。種類やメーカー、大きさ(分量)などを細かく聞き取ります。
例えば、洗剤などは通常の物か詰め合わせ用か、トイレットペーパーならダブルかシングルかなど。
しかし、言葉ではイメージが伝わらないこともあるので、同じ商品が家にあれば見せていただいたり、写真を撮らせていただいたりします。
②効率よく買い物をする。
ヘルパーの支援は時間が限られているので、すばやく効率よく行うことも重要です。
時間を節約するポイントは、店内の商品の置き場所を把握すること。
どこに、どのような商品が置いてあるかわかっていれば、効率よく店内を回ることができます。
③お金の取り扱いに細心の注意を払う。
ヘルパーはご利用者のお金やプリペイドカードをお預かりして買い物に行くので、取り扱いには細心の注意が必要です。
紛失しないようにするのはもちろんのこと、買い物が終わったら、使った金額やおつりを正確にご利用者に報告します。
収支を出納帳に記入し、レシートと一緒にご利用者のご自宅に保管していただきます。
また、預かったお金やプリペイドカードの紛失防止のため、買い物用のポーチを使用しています。
④ヘルパーとして、できること・できないことがあります。
介護保険の訪問介護サービスの中で行う買い物支援は、法律で規定されており、基本的には生活に必要な食料品や日用品のみ買うことができます。
お酒や煙草などの嗜好品、娯楽品などは買うことができません。
また、満寿園ヘルパーでは、お餅や団子など、高齢者が食べると危険を伴う、喉に詰めるなどの可能性がある物の購入もご遠慮いただいく場合があります。
これらの商品を希望されるご利用者もおられますが、できない理由を丁寧に説明し、ご理解をいただいています。
以上、ヘルパーの買い物支援の紹介でした。
ご利用者が住み慣れた自宅で暮らし続けるための支えとなれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。