満寿園がある丹後地域は、野山が多く、筍・フキなどたくさんの山菜を収穫することができます。
今年も筍をいただき、まずは下処理を。
筍の皮むきをご利用者にお願いすると、たくさんあった筍があっという間に終わりました。
山菜は灰汁が強いので、灰汁抜きが必要です。
米ぬか(玄米を削って白米にする時に出る粉)と水を入れた鍋に筍を入れ、一時間程煮立たせた後、一晩そのまま置いて、次の日に米ぬかを水で洗い流し、調理していきます。
満寿園では、ご利用者が食べやすいように、筍の繊維に沿ってではなく、繊維を断つように切ります。
筍料理といったらまずは筍ご飯でしょうか?
次の日には、フキをいただき、またまた下処理をご利用者にお願いして、すじ取りをしました。
フキはすじを取らずに食べることもできますが、すじを取る方が食べやすくなります。灰汁のせいで手は真っ黒になりますが、それも楽しんでくださっていたようです。
早速、その日の夕食の一品になりました。
ご利用者と一緒に下ごしらえをし、春を感じていただくことができ、「おいしかった~」と喜んでいただけて良かったです。