~住み慣れた家と同じ環境で心地よく~

こんにちは。
満寿園ショートステイです。
5月になり、ユニット内ではご利用者と一緒に協力して作ったこいのぼりが泳ぎ始めました。

今回は、ショートステイで過ごしていただく居室を紹介したいと思います。

ショートステイをご利用していただく時は、できるだけお家と同じように過ごしていただけるように居室の環境を整えます。
例えば、普段右側から寝起きされている方は右側にベット柵、左側の方には左側にベット柵を設置します。また、ポータブルトイレが必要な方はお家と同じような位置に設置します。

普段、畳の上にお布団を敷き休まれておられる方には、ベットではなく床にマットレスを設置しています。

施設ではテレビを数台準備していますので、ご希望の方にはお部屋でテレビを見ながら過ごしていただくことができます。
また、お家で使用されている電気毛布や電気あんか、クッションなどもご持参され使っていただくことができます。

ショートステイでは、ご利用者ができるだけご自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、ご自身の持っておられる力を活かし残存能力の維持を目指した支援を行っています。
居室にはⅬ字型のベット柵(Ⅼ字柵)やタッチアップという移動式の手すりを設置し、立ち上がりの際にご自身の力を使っていただけるよう支援しています。

車椅子に乗っておられる方でも、ベットへ移る時や車椅子に移る時にはⅬ字柵を持っていただき、後方から一部介助することでご自身の踏ん張る力を使っていただけるよう支援しています。タッチアップはベットサイドやお布団の横に置くことで、立ち上がりがしやすくなります。
全てをお手伝いするのではなく、ご自身が持っておられる力を使っていただくことで自信につながり、活動的に過ごしておられる方も見られます。
身体機能が低下したからすぐに介助するのではなく、ご自身の持っておられる力を引き出し、関わることで、元気に自立した日常生活を送るお手伝いができればと思います。

これからも、お一人お一人にあった環境で、安心して過ごしていただき、ご自宅へ戻られてからも活気ある日常生活を過ごしていただけるような関わりを支援していきたいと思います。

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